お肌のきれいな条件は・・・
エステに行く、お化粧品を使う。すべてきれいなお肌になりたいからですよね。
ではきれいなお肌ってどんなイメージでしょう?
きれいなお肌の人は芸能人で言うと綾瀬はるかさんがダントツのようです(肌のキレイな芸能人で検索してみました)
ではそれは具体的にはどういうお肌のことでしょう?
私たちエステティシャンは「うなはたけ」という語呂合わせで学びます。
エステティシャンがお客様のお肌を観察する時のチェックポイントでもあります。
理想のお肌とは・・・
「う」=うるおいがある
「な」=なめらかさ
「は」=ハリがある
「た」=弾力がある
「け」=血色が良い
ほかにも透明感がある、キメが整っている、くすみがない、新陳代謝が正常であるというポイントがあります。
「う」=うるおい と 「な」=なめらかさは、角質層の水分と油分の量・バランスがかかわります。
健康的なお肌の水分量は20%程度。理想は40~50%とも言われています。
(何かしらのダメージを受けていると10%程度にまで減少してしまいます)
この水分量を保つためには、角質層に充分なNMF(天然保湿因子)があり、皮脂膜(天然の保湿・保護クリーム)によって水分が蒸散しないように保護されていることが必要です。
「な」=なめらかさには新陳代謝が正常で余分な老化角質が残っていない、ニキビなどの凹凸が無いことも必要です。
「は」=はり と 「た」=弾力は、真皮のコラーゲン・エラスチンなどがかかわります。
年齢や環境によってこのコラーゲンやエラスチンンなどの組成が変わり硬くなり弾力が弱ります。
「け」=血色 は他の「う」「な」「は」「た」にも大きくかかわります。
血色=血行が良いとお肌に十分な栄養が行き届き、細胞が元気に働くようになり新陳代謝が正常に行われます。
血行はお肌だけのことではなく、全身状態がかかわるので生活習慣が大きなカギとなります。
そして大切なのがお肌の新陳代謝=ターンオーバー
新陳代謝が正常だとお肌の表皮の基底層で生まれた新しい細胞がどんどん肌表面に上がってきます。
28日間をかけて生まれた細胞が形を変えながら移動し、その細胞は死んでさらに表面の層に移動し、最終的にアカになってはがれ落ちます。
この繰り返しがお肌の生まれ変わり=お肌の新陳代謝=ターンオーバーです。
お肌の新陳代謝は年齢と共にだんだん遅くなります。
20歳ぐらいでは生まれてはがれおちるサイクルが28日間だったものが、年齢プラス28日間となっていきます。
(年齢×1.5日間や年齢×2日間説などもありますし、環境などでも変わってきます)
40歳だと40プラス28日で68日・・・周期が遅くなると角質層に余計なものがたまってしまい「しみ」や「くすみ」「ごわつき」などの原因となります。
年齢とともにターンオーバーが遅くなることはある程度仕方のないことではありますが、他の要因・環境でさらに遅らせることを防ぐことができます。
新陳代謝を正常にし、きれいなお肌を目指すために
「う」「な」「は」「た」「け」のチェックで足りないポイントがわかれば、お手入れを見直すポイントになり、理想のお肌に近づくためにその改善をゴール、目標に設定ができます。
サロンではポイントを見極め、この目標に向かってどんなお手入れが必要で、どんなお化粧品を選べばいいのか、どのような生活習慣を見直せばいいのかをプロの目からみてアドバイスさせていただきます。
まずはご自身のお肌を理解することが美肌への一歩です。