「スキンケアはクレンジングからはじまる」
これは美肌作りの基本中の基本です。
クレンジングは選び方、洗い方を間違えてしまうと、お肌が本来持っている「バリア機能」や「保湿機能」を壊してしまいかねないからです。
表皮の一番外側で外界と接する「角層」はラップ1枚ほどのとても薄い層ですが、お肌の「バリヤ機能」「保湿機能」という重要な役割を持っています。
クレンジング・洗顔の方法を間違ってしまうとこの薄い膜を傷つけ、あらゆる肌トラブルにつながっていくことになるのです。
クレンジング・洗顔をするときには常時角層に触れているということを意識しましょう。
強い触れかたをしてしまうと、バリヤ機能を持った大切な角層をはがしてしまう結果になってしまいます。
大切なことはクレンジング・洗顔は「いかに摩擦を与えず、肌に負担なく洗い上げるか」ということです。
お肌につける美容液やクリームは機能性を重視しコストをかける方が多いのに、お肌をリセットするクレンジングや洗顔では重視しないのはなぜでしょう?
サロンふありでは、肌本来のバリヤ機能をキープしてこそ美肌作りはスタートすると考えています。
このことはサロンのお客様にもしっかり説明をさせていただいています。
エステで結果が出るとお客様は「美容液の効果だわ!」思われますが、実はクレンジング・洗顔も結果に大きくかかわってきているのです。
サロンではクレンジング選びはお肌の状態やライフスタイルや使用感など総合して、お客様それぞれに必要と判断するものをご案内しています。
クレンジングはポイントメイク落としから
これは意外にされていない方が多いです。
クレンジングはまずポイントメイク落としをしてからお顔全体のクレンジングをしましょう。
同時に落としてしまうと、アイシャドウやアイブロウ、眉マスカラなどのラメや色素が毛穴に詰まってしまうことがあります。
これがニキビや吹き出物、黒ずみ(色素沈着)の原因になってしまうのです。
強い洗浄力のクレンジングをお使いの場合、特にポイントメイク落としをしなくてもポイントメイクが落ちますが、その洗浄力の強さがお肌の「バリヤ機能」「保湿機能」までも落としている場合があるので特に注意が必要です。
クレンジング・洗顔のポイント
お顔全体のクレンジングのお肌への触れかた(強さ)は、卵の卵黄をつぶさない程度でくるくると円を描くように行うと良いとされています。
ついつい力が入ってしまう場合は、ふ~~と深呼吸しながら手を動かすと余計な力が入らず洗うことができます。
洗顔は弾力のある泡を作って、手とお肌の間に泡のクッションで直接手がお肌に触れないように洗います。
泡を転がすようにしながら汚れを吸着するように洗い上げることがポイントです。
正しい洗顔方法は確実にお肌が変わるきっかけになります。
美肌作りのスタート地点であるクレンジング・洗顔方法を見直してみませんか?